夏の毛布の使い方

寝苦しい夏こそ、毛布の素材にこだわりたい

 もともと毛布は、保温力をアップするための布団の補助的な役割をするものとして考えられてきました。
かつては木綿布団に二枚合わせのアクリルミンク毛布という組み合わせが一般的で、高温多湿な日本の夏の寝具といえば、タオルケットが一般的でした。
 しかし、住宅の保温性が高まり、空調施設も充実し、寝具の性能も向上した現在では、単に「暑いから」「寒いから」という視点だけで毛布を捉えるのではなく、 いかに「快適な寝心地」を作るか、という視点で捉えることが大切になってきています。

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アクリル毛布と綿毛布

 これまで一般的だったアクリル毛布は、保温性は高いのですが吸湿性が悪く、蒸れの原因となってしまいます。
そこで、最近では自然素材の綿毛布が重宝されるようになってきました。吸湿性に優れた毛布は、蒸し暑い夏にはぴったり。
ただし、アクリル毛布とは逆に保温性に難点があるので、夏でも冷え性の方などにはおすすめできません。
 高温多湿で寝苦しさも格別な日本の夏において、夏用寝具に求められるのは

  • 素早い吸湿性と発散性
  • 熱をこもらせずに拡散させる

という2つの機能。
 上記の綿毛布など、自分の体質に合わせた素材の毛布を選ぶとよいでしょう。

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温泉毛布を使い始めるまで私が愛用していた冷え性対策グッズ

冷え性とは?

冷え性とは?

冷え性は、自律神経が上手く働いていないために起こるものといわれていて、西洋医学的には病気とは考えられていなく、冷え性は女性に多く見られる症状ですが、医学的に冷え性という病気として定義しているわけではないので、病院に行っても原因がはっきりとしない事が多いようです。

冷え性の主な症状は、腰痛、肩こり、むくみ、頻尿、便秘、下痢、月経不順、頭痛など多くの症状を引き起こします。体の冷えは東洋医学的には病気になる元といわれています。

特に女性のとってはカラダや健康に影響を及ぼすことが多いので、改善をしておいた方が良い症状です。

冷え性を改善するには?

冷え性を改善させるには、まず、下半身を冷やさないことです。普段外出する時にも肌を露出しないように気をつけることが大事です。最近は「レギンス」が流行しているので活用することもひとつの手段ですね!

また、布団に入る1時間前くらいにぬる目のお湯にゆっくりとつかって血液の循環を良くすることも良いといわれてます。間違ってもシャワーだけということは避けましょう!

寝る時には自分にあった温かい毛布を使い、湯たんぽの活用なども良いかと思いますが、電気敷布などは「電磁波」が出ていると言われているので積極的に使うことは避けた方が良いでしょう。

最近ではカラダの芯から温める「遠赤外線」を自然に発生させる毛布も発売されているようですので自分にあった寝具を見つけていただければと思います。

最終更新日:2012/6/29
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