毛布の構造

代表的な毛布の構造

 毛布の構造は、作り方などによって大きく分けられます。その中でも代表的なものが織り毛布、タフト毛布、マイヤー毛布の3つです。
織り毛布は、「そのまま織ってある毛布」を意味し、織機を使って細いタテ糸に太い紡毛系のヨコ糸を二重組織に織った原半を、起毛(毛羽を立てる)したオーソドックスなタイプの毛布のことです。
 タフト毛布は、「植えつけている」という意味で、基布にパイルを植え付けて起毛した毛布で、軽くて暖かい実用的な毛布です。織り毛布とは違い、タテ糸の代わりに綿布が芯地となっているのが特徴です。
価格も手ごろで、普及品タイプに多い毛布です。
 マイヤー毛布は、「編み込まれている」という意味で、長い立毛が密生した肌触りの良い豪華な毛布を指します。ドイツ製のカール・マイヤー織機によって編み込まれた、最高級のニット毛布です。
極細番手の原糸を使用し、肌触りが良く、色鮮やかなプリントが特徴です。

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二重毛布と一重毛布の違い

 毛布の構造を分けるもうひとつの区分が、「二重毛布」と「一重毛布」です。
二重毛布は「合わせ毛布」とも呼ばれ、羽毛布団以外の掛け布団と併せて使用します。
使い方は、「布団の下に毛布を掛ける」というごく一般的なもの。保温性が高いので、布団の下に掛けることで隙間をなくし、体を暖めます。
 一方の一重毛布は「ニューマイヤー毛布」とも呼ばれ、こちらは羽毛布団と併せて使用します。
使い方は「羽毛布団の上に掛ける」という、一般的にはあまりなじみのないもの。意外に思う方も多いかもしれませんが、そもそも羽毛布団は「自身の体温で温める」「空気層が多いほど温かい」という特徴があるため、毛布を下に掛けると熱を遮断して羽毛まで自身の熱が届かず、羽毛本来の暖かさを引き出すことができなくなってしまいます。
 また、二重毛布を羽毛布団の上に掛けてしまうと、重みで羽毛を潰してしまい、空気層が少なくなってしまいます。
 二重毛布と一重毛布は、使用している掛け布団の種類に応じて使い分けることで、その特性をより一層活かすことができるのです。

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温泉毛布を使い始めるまで私が愛用していた冷え性対策グッズ

冷え性とは?

冷え性とは?

冷え性は、自律神経が上手く働いていないために起こるものといわれていて、西洋医学的には病気とは考えられていなく、冷え性は女性に多く見られる症状ですが、医学的に冷え性という病気として定義しているわけではないので、病院に行っても原因がはっきりとしない事が多いようです。

冷え性の主な症状は、腰痛、肩こり、むくみ、頻尿、便秘、下痢、月経不順、頭痛など多くの症状を引き起こします。体の冷えは東洋医学的には病気になる元といわれています。

特に女性のとってはカラダや健康に影響を及ぼすことが多いので、改善をしておいた方が良い症状です。

冷え性を改善するには?

冷え性を改善させるには、まず、下半身を冷やさないことです。普段外出する時にも肌を露出しないように気をつけることが大事です。最近は「レギンス」が流行しているので活用することもひとつの手段ですね!

また、布団に入る1時間前くらいにぬる目のお湯にゆっくりとつかって血液の循環を良くすることも良いといわれてます。間違ってもシャワーだけということは避けましょう!

寝る時には自分にあった温かい毛布を使い、湯たんぽの活用なども良いかと思いますが、電気敷布などは「電磁波」が出ていると言われているので積極的に使うことは避けた方が良いでしょう。

最近ではカラダの芯から温める「遠赤外線」を自然に発生させる毛布も発売されているようですので自分にあった寝具を見つけていただければと思います。

最終更新日:2012/6/29
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